施術方法について
薄毛
施術方法
最近はTVCMなどでよく耳にするようになった「AGA」という言葉。薄毛に関係することはなんとなく分かるけど、結局何なの?という方が多いと思います。
AGAは男性ホルモン型脱毛症のことで、「Andro Genetic Alopecia」の略称で「AGA」と呼ばれています。
成人男性の髪が薄くなる症状で、額や頭頂部から薄毛が進むのが特徴です。
薄毛は男性にとっても女性にとっても大きな悩みのひとつで、「どうにかしたい!」という思いから、科学的根拠も乏しい育毛関連商品を購入したり、育毛サービスを受けたりしてトラブルが発生するケースが多くありました。そこで、日本皮膚科学会が「AGAの診療指針」をまとめ、薄毛の治療法を「A、B、C1、C2、D」の5段階に分けました。
今のところ、A評価を獲得しているのは「フィナステリド」と「ミノキシジル」による薄毛治療のみとなります。
※フィナステリド、ミノキシジルは病院やクリニックなどの医療機関のみで扱うことができる医薬品です。
フィナステリド(プロペシア)
プロペシアはフィナステリドを錠剤にしたもので、ジヒドロテストロンという薄毛を進行させる男性ホルモンの生成を抑制する働きがあります。
プロペシアは内服薬で、現在の育毛術では最も効果が見込め、コストパフォーマンスも高いといえます。
効果には個人差がありますが、6カ月以上の使用で90%が効果を実感、3年間で98%の方に有効という臨床結果が出ています。
※プロペシアは成人男性専用薬剤で女性や未成年者は服用できません。
※処方には来院が必要です、メールや電話での処方はできません。
ミノキシジル
プロペシア(フィナステリド)の服用と同等のA評価がミノキシジルです。
プロペシアと同様に錠剤タイプのものと、頭皮に直接塗る外用タイプがあります。
ミノキシジルは男性ホルモンの生成を抑制するプロぺシアとは異なり、直接毛母細胞に働きかけます。
毛母細胞の分裂を活性化させ、髪の成長を早めます。
ミノキシジルもプロペシア(フィナステリド)と同様に、継続して使用する必要があります。
※男女を問わずに効果が期待できます。